まず、新しいメモと受信メールを分ける

iPhoneで新しく書くメモの保存と、受信済みメールの取り込みは別の作業です。シンプルメモの連携は、設定したフォルダ内のノートへiPhoneから書き込みます。メールを転送して受信箱から自動収集する機能ではありません。

目的に合う入口を選ぶ

まず少量で保存と見返しを確認してください。

iPhoneのメモを保存する5手順

設定画面と失敗時の確認は最初のノートを保存するガイドにも掲載しています。シンプルメモとObsidian Syncの費用は別です。

日付ノートと固定ノートの設定

直接書き込みのデイリーノートは、選択したフォルダのyyyy-MM-dd.mdを使います。Obsidian側で設定した保存フォルダや日付形式を自動で読み取るわけではありません。固定ノートを使うなら名前とフォルダを合わせ、まず同じ1件が見つかるかを確認してください。

以下は書式を説明する架空の例です。実際の出力は選んだテンプレートや整形設定で変わります。

- 09:14 打ち合わせ後に資料の図を確認する

メールを送らずObsidianだけに残す場合

対応する「Obsidianのみ」モードでは、メモの保存先をObsidianにできます。有効化にはPremium、連携オン、選択済みフォルダと書き込みテストの成功が必要です。画面に表示される条件と確認内容を見てから切り替えます。未確認のメール受信箱に不要なコピーを溜める必要はありません。

このモードではファイル保存に失敗したメモを保存待ちとして扱います。メールによる救済を選ぶ場合は、それが別の送信であることを確認してください。すでに有効なモードはPremium終了だけを理由にメール送信へ切り替わらず、利用上限が無料枠へ変わります。料金と無料枠

届かないときは4段階で切り分ける

ローカル保存でも、フォルダ権限やダウンロード状態によって書き込めない場合があります。通常のメール併用経路では、直接書けないとObsidianを開くURI経路に切り替わる場合があります。「必ずバックグラウンドのまま」「圏外なら必ず保存」とは保証できません。

受信メールを資料として残す4手順

Obsidian公式:添付ファイル。大量取り込みを自動化する場合は、認可するメール範囲、添付の扱い、重複、保存失敗の記録、共有Vaultへ入れる内容を確認してから少量で試します。このページでは特定の取り込みサービスを実測・推奨していません。

URI・Watch・同期を使う場合

Obsidian URIは別アプリからノートを開く・作成する・追記するための標準機能です。dailyは標準のデイリーノート機能が必要ですが、フォルダへの直接書き込みとは別経路です。Shortcutsなどで構成する場合も、まず対象ノートを限定して試します。Obsidian URIの公式仕様

Apple Watchからの入力は、ペアリングしたiPhoneへメモを渡し、iPhone側で保存する流れです。Watchで入力したことと、iPhoneのノートへ保存できたことを分けて確認します。

別端末へノートを届けるには、OSに対応する同期方法を設定します。iCloudが全OSで同じように使えるわけではありません。同期や自分宛メールはVault全体のバックアップの代わりにもなりません。端末別の同期 / 独立したバックアップ

よくある質問

メールを転送すれば、自動でObsidianに入りますか?
このガイドのシンプルメモ連携は、iPhoneで作成したメモを設定済みの保存先へ書く機能です。受信済みメールの自動取り込みや、メールアドレスを持つObsidian受信箱を作る機能ではありません。
メールを送らず、Obsidianだけに保存できますか?
対応するObsidianのみモードがあります。有効化にはPremium、連携をオンにした状態、選択済みフォルダ、書き込みテストの成功が必要です。設定画面の条件と確認表示を見てから切り替えてください。
オフラインなら必ず保存されますか?
必ずとは言えません。フォルダと対象ファイルが端末で利用でき、書き込み権限が有効であることが必要です。保存待ちと保存済みを区別し、接続回復後にiPhoneの指定ノートを確認してください。
メールが届いたのにObsidianにありません。
メールの到着だけではファイル保存の成功は確認できません。選択フォルダ、保存先の種類、ノート名、iCloudのダウンロード状態を確認し、書き込みテストを先に試します。
Obsidianのプラグインが必要ですか?
フォルダへ直接書く方式にコミュニティプラグインは不要です。Obsidian URIのdaily操作を使う別経路では、Obsidian標準のデイリーノート機能を有効にする必要があります。
Androidやパソコンからも同じノートを読めますか?
利用するOSに対応する同期方法を別に設定すれば、同期されたノートをObsidianで読めます。iCloudだけで全OSに対応すると考えず、公式の端末別同期ガイドを確認してください。

確認範囲

2026年9月9日にObsidianの公式資料とシンプルメモの対応実装を確認して更新しました。本文の例は架空のものです。今回、すべてのメール事業者・保存場所・機内モード・Watch動作を実機で再試験したわけではありません。筆者はシンプルメモの開発者で、Obsidianの公式アプリとしての紹介ではありません。