iPhoneのメモを、自動でObsidianへ。
思いついた瞬間にワンタップ送信。そのメモが、あなたのObsidian保管庫のノートに自動で追記されます。プラグイン不要・アプリを開かず・バックグラウンドで、しかもネット接続がなくてもローカルに保存(圏外OK)。キャプチャはiPhone、整理はObsidian——役割をきれいに分けられます。
本アプリはObsidian公式のアプリ・プラグインではなく、株式会社ユリカが開発する独立アプリです。Obsidianは Dynalist Inc. の商標です。
Obsidian連携シンプルメモのObsidian連携は、アプリで送信したメモを、iCloud Drive上のObsidian保管庫のノートへ自動で追記する機能です。コミュニティプラグインは不要。フォルダを一度選ぶだけで、以降はメモがその日のデイリーノート、または固定のInboxノートに、既定では - HH:mm メモ の形で、Obsidianを開かずにバックグラウンドで記録されます。
この連携で変わること
どう動くのか
連携をオンにしてObsidianフォルダを選ぶと、送信したメモはバックグラウンドでノートに直接書き込まれます(Obsidianは開きません)。仕組みはとてもシンプルです。
yyyy-MM-dd.md に追記。日付ごとにログが残ります。Inboxノート=固定の1ファイルに全部まとめて追記。あとで仕分ける「受信箱」運用に最適。
Obsidianへの追記は端末内で完結するローカル処理です。既存の送信・暗号化(端末内のオフラインキューと送信履歴の AES-GCM 暗号化)には一切変更を加えていません。メール本文は送信時の通過のみで、当社サーバに恒常的に保存しません。詳しくはプライバシーポリシーを参照してください。
設定手順:最初のメモが届くまで
- iPhone(iOS 16.0以降)にObsidian連携シンプルメモをインストール済み
- iPhoneにObsidianをインストール済み
- Obsidianの保管庫(Vault)が iCloud Drive または「このiPhone内」にあり、ファイルAppから開ける。iCloudのフォルダはiPhoneにもダウンロードしておく
- 設定の「Obsidian」を開く
シンプルメモの設定画面で「Obsidian」セクションに進み、「Obsidian 連携」をオンにします。 - 「フォルダ」から保存先を選ぶ
「フォルダ」の「選ぶ」をタップし、保管庫の中でメモを置きたいフォルダを選びます。普段のデイリーノートがサブフォルダにある場合は、そのフォルダを選んでください。 - 「送り先」とノート名を合わせる
日付ごとに残すなら「デイリーノート」、1枚に集めるなら「指定したノート」を選びます。後者は「ノート名」で名前を指定でき、空欄ならInbox.mdになります。デイリーノートは選んだフォルダのyyyy-MM-dd.mdに追記します。この直接書き込みにDaily Notes機能の有効化は不要ですが、Obsidian側の保存先・日付形式は自動で読み取りません。 - 「Obsidian書き込みテスト」で保存先を確認する
テストはメールを送らず、選んだノートに「Obsidian連携テスト」と書き込みます。「書き込みました」に表示されたファイル名を確認し、iPhoneのObsidianでそのノートを開いてください。見つかればフォルダ連携を確認できています。 - 短いメモを1件送り、同じノートで確認する
例えば「明日の会議で確認すること」と送信し、選んだノートへの追記を確かめます。通常モードではメールも送るため、受信箱への到着は別に確認してください。次に思いついたことも、同じ保存先へ送れば設定をやり直さずに続けられます。
「書き込みできませんでした」が出たら、ファイルAppで対象フォルダを開けるか、iPhoneにダウンロード済みかを確認します。設定 → Obsidian → フォルダで選び直し、先に書き込みテストをやり直してください。テストが成功しても別端末に見えない場合は、同じ保管庫かどうかと同期状況を確認します。iCloud経由の反映時間は通信状態によって変わります。
初回設定を後回しにした場合も、設定画面の「Obsidian」から始められます。
活用アイデア
動作条件と注意点
追記先のフォルダはファイルAppからアクセスできる必要があります。Obsidian Sync専用の保管庫はフォルダ選択に出ないことがあり、その場合はURLスキーム方式(送信時にObsidianが一瞬開いて追記)にフォールバックします。
yyyy-MM-dd.md を前提にしています直接書き込みでは、選んだフォルダの yyyy-MM-dd.md を使い、ファイルがなければ作成します。普段のデイリーノートと保存先や命名が違う場合は、フォルダを合わせるか、「指定したノート」で固定のInboxへ集めます。書き込みテストに表示されるファイル名で確認してください。
書き込みテストの成功は、選んだフォルダのファイルへ書けたことを示します。Macなど別端末への反映には同期が必要です。まずiPhoneで対象ノートを確認し、その後に他端末の同期状況を確認してください。
うまくいかないとき
Obsidianへのクイックキャプチャで詰まりやすい場所を、症状別に切り分けたページを用意しています。本アプリを使っていない構成(ショートカット+URLスキームなど)についても、原因と対処をまとめています。
よくある質問
Obsidianのプラグインは必要ですか?
フォルダへの直接書き込みにコミュニティプラグインは不要です。iCloud Driveまたは「このiPhone内」の選んだフォルダへ書き込みます。この方式ではDaily Notes機能の有効化も不要です。先に設定の「Obsidian書き込みテスト」で保存先を確認してください。
ObsidianのInboxノートにまとめて貯められますか?
はい。「送り先」で「指定したノート」を選び、「ノート名」を設定します。空欄なら Inbox.md を使います。選んだフォルダの同じファイルへ追記するので、まず書き込みテストでファイル名と本文を確認してください。デイリーノートとの切り替えは設定で行えます。
Gmail・Outlook・iCloudのメールでもObsidianに残せますか?
メールの宛先(Gmail / Outlook / iCloud など)に関係なくObsidian追記は動きます。Obsidianへの追記は端末内のローカル処理で、メール送信とは独立しているためです。通常モードではメールは普段の受信箱に届き、同じメモがObsidianにも残ります。「Obsidianのみに保存」が有効な間は、メモのメール送信を行いません。
Apple WatchからObsidianに送れますか?
Apple Watchから自分宛にメモを送ると、iPhone側の連携処理を通じて同じメモがObsidianにも追記されます(追記はiPhoneが担当し、Watchが保管庫へ直接書き込むわけではありません)。詳しくはApple Watch対応ページをご覧ください。
メモを送るたびにObsidianが開きますか?
選んだフォルダへの直接書き込みが成功すれば、Obsidianを開かずに追記できます。通常モードではフォルダが未選択の場合や直接書き込みに失敗した場合に、URLスキームでObsidianを開いて追記を試みることがあります。設定の書き込みテストはフォルダへの直接書き込みだけを確認します。
どのノートに、どんな形で追記されますか?
「デイリーノート」は選んだフォルダのその日の yyyy-MM-dd.md に、「指定したノート」は設定した名前のファイル(既定は Inbox.md)に追記します。既定の書式は - HH:mm メモ です。「追記の書式」でタイムスタンプや文頭・文末のテンプレートを変更でき、iPhoneとApple Watchで別々に設定できます。追記時に既存のノート内容は消しません。
Obsidian Syncだけで同期している場合も使えますか?
対象フォルダがiCloud Driveまたは「このiPhone内」にあり、ファイルAppからアクセスできる必要があります。Obsidian Sync専用の保管庫はフォルダ選択に出ないことがあり、その場合はURLスキーム方式にフォールバックします。
Androidやパソコンでも使えますか?
連携を行うObsidian連携シンプルメモは現在iPhone(iOS 16以降)向けアプリです。追記先のObsidian保管庫をiCloud DriveやObsidian Syncで同期しておけば、Mac・iPad・他端末のObsidianからも同じノートを開けます。
メモはサーバに保存されますか?
Obsidianへの追記は端末内で完結するローカル処理です。既存の送信・暗号化経路には一切変更を加えていません。メール本文は送信時の通過のみで、当社サーバに恒常的に保存しません。
今までのメール送信はどうなりますか?
通常モードではメールとObsidianの両方に残ります。圏外ではメールをOutboxに保存し、選択済みフォルダへの追記は端末内で行います。Premiumでは、設定で保管庫フォルダを選んで書き込みテストを済ませると「Obsidianのみに保存(メールを送らない)」をオンにできます。有効な間はメモをメールで送らず、保管庫だけに保存します。Premiumの期限が切れても、このモードは無料枠の1日3件で継続します。
オフライン(圏外)でもObsidianに追記されますか?
対象フォルダがiPhoneにダウンロード済みで、アプリから書き込める状態なら、インターネット接続なしでローカルファイルに追記できます。先に書き込みテストで確認してください。通常モードのメールはOutboxで待機し、他端末へのiCloud同期には通信の復帰が必要です。
関連ページ
参考文献
- Obsidian Help — Obsidianの公式ヘルプ。保管庫・デイリーノート・同期の仕様の参考に
- Obsidian URI — フォールバックで使う標準 obsidian:// URI の公式ドキュメント
- Apple — iCloud — iCloud Drive でのファイル同期に関する公式サポート
- Obsidian連携シンプルメモ — App Store — App Storeのダウンロードページ