Obsidian比較ハブ

Obsidianは何と比較すればいい?

比較記事の多くは機能表を並べますが、実際に効くのは「あなたのノートの正本が、どこに、どんな形で残るか」の1点です。ここが同じアプリ同士は同じフォルダで併用でき、違うアプリへ移るときにだけ変換作業が発生します。このページには、比較先を絞り込むための分岐と、このサイトが実際にインストールして動かして確かめた結論だけを置きます。

Obsidianの比較で最初に見るべきなのは何ですか?

機能数でもプラグイン数でもなく、「ノートの正本がどこに、どんな形で保存されるか」です。Obsidianの正本はあなたのディスク上のプレーンなMarkdownファイルなので、同じ形式のアプリとは同じフォルダで併用でき、正本を独自のデータベースに持つアプリへ移るときにだけエクスポートと変換が必要になります。

プラグインの数は決め手になりません。公式レジストリを直接数えると、2026年8月11日の6,571個から8月19日の6,739個へ8日間で168個増えています。今日どちらが多いかで決めても、数か月で前提が変わります。

3つの質問で、比べるべき相手が決まる

比較対象を先に決めるのではなく、自分の答えから絞り込むほうが早く終わります。各質問には、このサイトが実際に動かして確かめた事実を1つずつ添えました。

  1. ノートをプレーンなMarkdownファイルとして手元に置き続けたいか。
    はいなら、候補は正本がファイルのアプリに絞られます。Obsidianで保管庫を作った直後に中身を開くと、入っていたのは.obsidianフォルダと初期ノートだけで、書いたノートは素の.mdファイルとして保存されていました(実画面の記録)。
  2. 同じフォルダを2つのアプリで同時に開きたいか。
    これは実際に試すまで分かりません。ObsidianとファイルLogseqで同じフォルダを開いた検証では、両者は別々の管理フォルダを作って共存し、片方の書き込みがもう片方にも表示されました(検証の詳細)。
  3. モバイルで「思いついた瞬間」に書き込む頻度が高いか。
    高いなら、比較の焦点は編集機能ではなく入口の速さに移ります。ObsidianもLogseqも書いた後の整理と接続が主戦場で、歩いている最中の1行を残す速さは主目的ではありません。この場合、どちらを選ぶかより「何を足すか」のほうが効きます。

「プラグインが多い方」が決め手にならない理由

Obsidianの公式レジストリ(GitHubのcommunity-plugins.jsoncommunity-css-themes.json)を直接数えた実測値です。3回の計測は同じ方法で行っています。

計測日 プラグイン テーマ
2026-08-116,571680
2026-08-146,638691
2026-08-196,739698

8日間でプラグインは168個(1日あたり約21個)、テーマは18種増えました。比較の根拠にした数字が、記事を読んでいる時点ですでに古いという状態が常に起きます。一方で「正本がファイルかデータベースか」は設計上の性質で、そう頻繁には変わりません(Logseq 2.0はそれが変わった珍しい例です)。長持ちする判断基準はこちら側にあります。

実際に動かして比べたもの/まだ比べていないもの

Obsidian × Logseq — 検証済み

同じフォルダを両方で開いて共存と相互の書き込みを確認し、DB版(2.0)ではMarkdownファイルが生成されないことも実機で確かめました。Obsidian と Logseq の比較を読む

Obsidian本体の保管庫 — 検証済み

インストールから最初のノートまでを実操作し、保管庫の実体が.obsidianフォルダと素のMarkdownファイルだけであることをファイルシステムで確認しました。Obsidianの始め方を読む

Obsidian × Capacities — Mac版の初回デモを確認

日次メモへの入力、Bookの属性、リンク図を実機で確認しました。保存・同期・エクスポートの仕様は公式資料と区別しています。ObsidianとCapacitiesの比較を読む

Obsidian × memos — ローカル保存まで確認

Memos 0.30.0をApple Silicon Macで起動し、管理者作成、日本語メモ、タグ、タスク、タイムライン保存を確認しました。Obsidianとmemosの比較を読む

まだ検証していない比較

Notionはこの環境でまだ動かしていません。memosは2026年9月8日にローカル起動と保存まで確認し、上のカードへ追加しました。他所の仕様を書き写すだけでなく、観察した範囲と未検証の範囲を分けて更新します。

どれを選んでも残る課題 — iPhoneでの「一瞬のメモ」

上の3つ目の質問がここに効いてきます。比較対象のどれを選んでも、歩いている瞬間の1行を残す速さはどのアプリの主目的でもありません。移動中のキャプチャが多いなら、選んだアプリの保管庫(iCloud Drive上のフォルダ)へ直接追記する軽い入力手段を足す構成が実用的です。Obsidian連携シンプルメモは、送信したメモを自分宛メールに残しつつ、Obsidianのデイリーノートへ自動追記します。SiriやApple Watchからも入ります。なお追記先はObsidian形式(YYYY-MM-DD.md等)で、Logseqの journals/ 命名やブロック形式には対応していません

Obsidianを選んだ人の、入口をいちばん短くする

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よくある質問

Obsidianと比較されることが多いのはどのアプリですか?
このハブではLogseqの実操作検証に加え、CapacitiesのMac版初回デモを確認した比較を掲載しています。Capacitiesの同期・移行は未検証で、仕様は公式資料と区別して説明します。memosは0.30.0をローカル起動して実機比較を掲載しました。Notionは未検証です。
Obsidianから他のノートアプリへ移行するのは大変ですか?
移行先が正本をどう保存するかで決まります。正本がプレーンなMarkdownファイルのアプリ同士なら、フォルダをそのまま開くだけで読めます(ファイル版Logseqで実際に確認しました)。正本を独自のデータベースに持つアプリへ移る場合は、エクスポート機能を経由する変換作業が必要です。移行コストのほぼ全ては、機能差ではなくこの保存形式の差から来ます。
Obsidianと他のアプリを併用できますか?
正本がどちらもプレーンなMarkdownファイルなら併用できます。ObsidianとファイルLogseqで同じフォルダを開いた検証では、Obsidianは.obsidian、Logseqはlogseqjournalspagesをそれぞれ作って共存し、片方で書いた内容がもう片方にも表示されました。ただし書き込みは片方を主にするのが安全です。正本がデータベースのアプリとは、フォルダを共有する形の併用はできません。
プラグインの数は選ぶ基準になりますか?
なりません。Obsidianの公式レジストリを直接数えた結果は、2026年8月11日が6,571個、8月14日が6,638個、8月19日が6,739個で、8日間で168個(1日あたり約21個)増えています。テーマも680種から698種へ増えました。今日どちらが多いかで決めても数か月で前提が変わるため、正本の保存形式のように設計上変わりにくい性質で選ぶほうが判断が長持ちします。
比較の前に、まずObsidianを試すには?
インストールから最初のノートまでは、アカウント登録もメール入力も不要です。実画面の手順はObsidianの始め方にまとめてあります。保管庫を作った直後の中身は.obsidianフォルダと初期ノートだけで、書いたノートは素のMarkdownファイルとして保存されます。この「実体はただのフォルダ」という性質を先に確認しておくと、比較の基準がはっきりします。
検証環境と検証範囲

レジストリ計測日: 2026年8月19日 / 対象: Obsidian公式レジストリ(GitHub obsidianmd/obsidian-releases)。ObsidianとLogseqは2026年8月11日にLinux、Capacities 1.70.2は2026年9月6日にMacの初回デモ、Memos 0.30.0は2026年9月8日にApple Silicon Macのローカル環境で検証しました。memosは管理者作成と日本語メモ保存までで、公開運用・バックアップ・移行は未検証です。NotionとiOS版の比較も未検証です。

関連ページ

参考文献・データの出典

ObsidianはDynalist Inc.の商標です。その他の製品名は各プロジェクト・各社の名称です。本サイトはいずれのプロジェクトとも提携関係にない独立メディアで、Obsidian連携シンプルメモは株式会社ユリカが開発する独立アプリです。