メモアプリ比較

Capacitiesを選ぶ前に
料金・保存・書き出しを確認

人物・本・案件を同じ種類の属性で整理するならCapacitiesが候補です。無料枠で小さく試し、オフラインで使う内容と書き出せるデータを確かめてから保管先を決めます。

まず、保管先とメモの入口を分ける

Capacitiesは種類ごとの属性やノート間の関係を扱う保管先です。日次メモへそのまま書き始めることもできます。シンプルメモは短い文章を設定した受信箱などへ残す入口で、既存のCapacitiesデータを引き継ぐ置き換え先ではありません。

型や属性を先に揃えたいか、Markdownファイルを自分で扱いたいかは、ObsidianとCapacitiesの比較で確認できます。そこでは過去に確認したMac初回デモと、公式資料の仕様を分けています。

役割と利用条件の比較

用途と条件の比較。横にスクロールできます。
確認項目CapacitiesSimple Memo
主な役割種類・属性・関連を持つ知識の保管先文章を設定済みの受信箱や連携先へ残す入口
入力の始め方日次メモへ書く、または必要なオブジェクトを作る文章を入力し、設定した経路で送信・保存
無料枠Basic。メディア量などの上限を確認1日3通。Premium機能の条件は料金FAQで確認
オフラインダウンロード準備後のノート。検索とAIに制限送信待ちを残し、通信回復後に到着を確認
メール連携登録済み送信元からデイリーノートへ取り込み設定した宛先へ送信。受信先で結果を確認
データの持ち出し本文・属性・リンク・メディアを対応形式へ書き出すCapacitiesの一括移行には使わない

料金と無料枠は別サービスの契約です。シンプルメモの料金FAQも確認してください。

Basic・Pro・Believerの料金を確認

Basicは無料で、カスタムタイプや同期・取り込み・書き出しを含みます。ProはAI、クエリ、タスク管理などを追加し、BelieverはProに先行機能へのアクセスなどを加える支援プランです。AIの利用量には月ごとの枠があり、Plusは追加枠のオプションです。

2026年9月9日に日本から公式料金ページで確認したProの表示は、月払いが1,699円/月、年払いの月額換算が1,399円/月でした。通貨・支払い間隔で表示が変わるため、年額の請求総額や税・追加オプションは申込画面で確認してください。

公式の料金・プラン条件

オフラインの前にダウンロードを確認

設定の「Offline & Sync」でノートのダウンロード完了を確認します。必要な画像やファイルはメディア設定の「Everything」で準備します。全文検索やAIは接続が必要で、圏外ではタイトル検索を使います。

通信復帰後に競合が出た場合は、両方の内容をプレビューして必要な文章をコピーしてから残す版を選びます。選ばない版は削除されます。Capacitiesのローカル保存は専用データベースであり、ObsidianのVaultのようなMarkdownフォルダではありません。

公式:オフライン準備と競合

メールを取り込むなら、送信元も確認

公式のメール連携では、Capacitiesへ登録したアドレスから、公式ガイドに掲載された宛先へ送ります。追加の送信元や既定のSpaceは設定のIntegrations → Emailで確認できます。短いメールを1件送り、デイリーノートのメールブロックを開いて本文と添付を見ます。

シンプルメモから届いたメールを転送する場合も、転送元に登録済みアドレスを使います。宛先をCapacities用に変えただけで、どの中継サービスからも直接取り込めるとは限りません。転送メールは整形が必要な場合があり、読めないメールについて通知できない場合もあります。

公式:メールの宛先・送信元・形式

本文と添付を一緒に書き出す

設定のFull Export → Manual Full Exportで全体を書き出せます。プロパティはfront matter、コレクションはCSV、メディアは別フォルダ、内部リンクはローカルリンクとして持ち出されます。対象メディアを端末にダウンロードしていないと、書き出しに含められません。

自動書き出しを使う場合は、保存場所とスケジュールを選び、active表示を確認します。予定時刻にCapacitiesが開いている必要があります。書き出しは完全な復元保証ではないので、元データを残したまま、少量を別アプリで開いて確かめます。

公式:手動・自動書き出し

移行や課金の前に試す5手順

  1. 日次メモへ短い記録を1件書き、人物や本など必要な種類だけを試す。
  2. 同じ記録を検索して、関係するオブジェクトへ移れるか確認する。
  3. 使いたい端末でOffline & Syncを確認し、必要なメディアを準備する。
  4. 記録を少量書き出し、本文・属性・添付・リンクを保存先で確認する。
  5. この試行で不足した機能だけを挙げ、無料の継続か有料プランかを判断する。

よくある質問

Capacitiesは無料でどこまで使えますか?

Basicではオブジェクト・ブロック・カスタムタイプ、端末間同期、取り込みと書き出しなどを使えます。メディアアップロードは累計5GBまで、その後は月100MBです。AIや高度な検索・タスク機能は有料プランの条件を確認してください。

オフラインなら全文検索もできますか?

全文検索・高度な検索・クエリ・AIはオフラインでは使えません。ダウンロード済みのメモを使い、コマンドパレットのタイトル検索で探せます。必要なメディアも先にダウンロードしてください。

メールからCapacitiesへ取り込めますか?

標準のメール連携があります。登録済みの送信元と連携設定を確認し、公式ガイドの宛先へ短いメールを1件送ってデイリーノートを確認します。転送メールの書式は崩れる場合があり、一部のメールは読み取れません。

Capacitiesの書き出しで元通り復元できますか?

書き出しは、別の形式で本文・属性・リンク・メディアを持ち出す手段です。元の操作や機能がそのまま復元される保証ではありません。本文、プロパティ、添付、内部リンクを少量で確認してから移行します。

CapacitiesとObsidianの保存方法は何が違いますか?

Capacitiesは専用のデータベースとクラウド同期を使います。ObsidianはVault内のMarkdownファイルを自分で扱えます。種類ごとに属性を揃えたいか、ファイルとプラグインを自分で管理したいかで比較します。

シンプルメモはCapacitiesへ自動で全データを移せますか?

できません。シンプルメモは文章を設定した宛先へ残すための入口で、Capacitiesのオブジェクト・属性・添付を移行するツールではありません。メール受信箱に届いたメモを必要に応じて転記する場合も、保存先で確認してください。

確認範囲

2026年9月9日に公式資料と日本向け料金表示を確認しました。今回、全件移行や全端末の同期を実機で試験したものではありません。筆者はシンプルメモの開発者です。

普段の受信箱へメモを残す
宛先を設定し、短いメモの到着を確認して使い始めます。
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