メモアプリ比較

シンプルメモとLogseq
入力・保存・移行の違い

Logseqで知識を育てる場合は、まず使っている版を確認します。Markdownファイルを扱うOGと、SQLiteを使うDB版では、保存と移行の手順が異なります。シンプルメモは必要な文章を受信箱などに残す入口として比較します。

ObsidianとLogseqの比較をお探しですか? 同じフォルダを両方のアプリで開く実験とプラグイン数の実カウントで比べた Obsidian vs Logseq 比較検証【2026】 をどうぞ。このページはシンプルメモとLogseqの比較です。

最初にOGとDB版を区別する

公式リポジトリでは、ファイルグラフはLogseq OGへ分かれています。2026年7月13日に公開された2.0.1はDB版のベータです。旧版のファイル保存・Org・プラグインの説明を、DB版へそのまま当てはめないようにします。

ファイル版とDB版を分けて確認。横にスクロールできます。
項目Logseq OGLogseq DB
保存の中心Markdown・OrgのファイルグラフSQLiteのDBグラフ。添付はassetsも扱う
テキストの持ち出しファイルを他エディタで読む。固有構文は確認標準Markdown書き出しでは一部の情報が失われる
既存の機能使っている版・プラグインを確認Org非対応などの変更。DB対応プラグインを確認
試す前の準備グラフ全体と添付の独立コピーを残す重要でないテストグラフとDB・添付の書き出し

公式:DB版で変わったこと

公式:2.0.1ベータのリリース

日次メモとQuick addで始める

Logseqは箇条書きのブロックや参照で思考を組み立てる道具です。最初からすべてにリンクを付ける必要はなく、日次メモへ短い記録を書いてから、使う場面で関連付けられます。

DB版には現在のジャーナルへ送る内蔵Quick addが公式に案内されています。「クイック入力には必ずプラグインが必要」という説明は適切ではありません。使う端末で入口を開き、入力・保存・再表示まで試します。

公式:Quick addの説明

同期とバックアップを別々に用意する

公式READMEはDB版をベータ、新しいモバイル版とRTCをアルファと説明し、データ損失の可能性とバックアップを案内しています。同期を有効にすることだけで、誤削除やデータ損失を防げるわけではありません。まず本番の内容を含まない小さいグラフで試します。

ファイル版とDB版の同期設定を混ぜず、使っている版の案内を確認します。同期先で記録が見つかるかと、独立したコピーを読み戻せるかは、別の確認です。

公式:開発段階と試験用グラフの案内

DBのバックアップとMarkdown書き出しを使い分ける

DB版のExport graphでは、DBと添付をまとめる「Export both SQLite DB and assets」を選べます。標準Markdown書き出しは読みやすいテキストを持ち出す用途ですが、すべての属性やタイムスタンプを保持しません。移行用のMarkdownだけを唯一のバックアップにしないようにします。

元グラフを残したまま、新しい別グラフでImport → SQLite + assets (.zip)を試し、必要な内容が開けるか確認します。旧ファイルグラフをDBへ変換する場合は、Org非対応、タスク状態の変換、複数クエリや埋め込みの取り込み制限も確認してください。

公式:書き出しと取り込み形式

移行前に少量で見る6項目

少量の移行で見る6項目。横にスクロールできます。
確認項目確認する内容
本文・階層段落、箇条書き、子ブロックが読めるか
参照とリンクページやブロックへの参照が意図した場所へ進むか
属性・タスク値、期日、状態がどう変換されたか
添付PDF・画像・音声の実ファイルを開けるか
検索とプラグイン必要な検索・DB対応プラグインが使えるか
読み戻し別グラフへの取り込みから必要な記録を再表示できるか

この表は移行の確認用です。すべてのグラフが同じ結果になると検証した表ではありません。元データは確認が終わるまで残します。

運用を変える前の5手順

  1. 使っているLogseqの版と保存方式を記録し、元グラフを独立した場所へバックアップする。
  2. 重要でない小さいテストグラフに、本文・タスク・添付・リンクを各1件用意する。
  3. 上の6項目を確認し、必要な書き出しを別グラフへ取り込んで開く。
  4. 併用したい場合は短いメモを一つ作り、最終的なLogseqの保存先で見つけられるか確認する。
  5. 不一致や不足した機能を記録してから、本番データの扱いを判断する。

シンプルメモを併用する場合

普段メール受信箱を見返すなら、そこへ短文を残し、必要なものだけLogseqの日次メモへ転記する方法があります。コピーした時点で、本文と戻り先が分かるか確認します。メールの到着とLogseqへの保存は別の操作で、自動追記を前提にはしません。

入力の入口として試すなら Obsidian連携シンプルメモ の宛先を設定し、1件の到着から確認できます。グラフの置き換えや移行には使いません。

最初のメールを送る手順と、過去のファイル版比較も参考にしてください。

よくある質問

LogseqはすべてMarkdownファイルで保存しますか?

いいえ。従来のファイル版はLogseq OGへ分かれ、DB版はSQLiteデータベースを使います。DB版のMarkdown書き出しはすべてのプロパティやタイムスタンプを保持する形式ではありません。

DB版を既存グラフで試す前に何をしますか?

元グラフの独立したコピーを残し、重要でない小さなテストグラフで試します。SQLiteだけでなく添付も必要な場合は、SQLite DBとassetsを含む書き出しを選び、別グラフへの取り込みを確認します。

DB版に以前のプラグインをそのまま使えますか?

互換性を個別に確認します。公式マーケットプレイスの「Supports DB?」やDB対応表示を見て、使うプラグインがDBグラフをサポートするか確認してください。

Logseqのクイック入力はプラグイン必須ですか?

DB版の公式資料には、短いメモを現在のジャーナルへ送る内蔵「Quick add」があります。版と端末で入口は異なるため、追加プラグインを探す前に現在のアプリで確認してください。

公式同期を使えばデータ損失はなくなりますか?

同期はバックアップの代わりではありません。公式READMEはDB版をベータ、新モバイル版とRTCをアルファとし、データ損失の可能性と独立したバックアップを案内しています。利用する版と同期経路を確認します。

シンプルメモを使うとLogseqへ自動追記されますか?

このページの併用例は、メール受信箱へ届いた文章を必要に応じてLogseqへ転記する方法です。LogseqのDBやグラフへ自動で書く機能や、グラフ全体を移行する機能を示していません。

確認範囲

2026年9月9日に公式リポジトリ、DB版の説明・変更点、2.0.1リリースを確認しました。この記事の手順は今回実機で移行を完了した報告ではありません。筆者はシンプルメモの開発者です。

メールで見返すためのメモの入口
宛先を設定し、短いメモの到着を確認して使い始めます。
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