「音声シフト」定点調査
メモの入力方法はどう変わるのか。SimpleMemoに届いた利用記録から調べるための、測定方法の資料です。確定した調査数値はまだ掲載していません。メモ本文を使わず、許可リストにある入力方法などのメタデータを集計します。8月20日に公開した旧定義は残し、診断で見つかった数え方の問題と9月6日の訂正を記録しています。訂正後の分析は、結果を見る前に登録した分析とは区別します。
訂正後に測るもの4つ — 方法v2
対象は、保存されている記録の中で最も早い初回起動が集計期間内にある端末です。生涯初めての利用者数やダウンロード数とは呼びません。開発用として判別できる端末、初回起動の重複やそれより前の保存がある端末を除き、その件数と除外の限界を残します。期間は開始時刻以上・終了時刻未満に揃えます。
| 指標 | 定義と限界 |
|---|---|
| ① 最初の観測保存の入力タグ | 対象端末ごとに最初の保存記録を1件選び、記録された入力方法を数えます。未記録・未知の値は「不明」として分母に残します。音声と手入力を混ぜたメモの文字数比率や、音声だけで作成した率は測れません |
| ② 初回受信日の文字数分布 | 初回起動が記録された日と同じ日本時間の暦日に、保存成功として届いた記録を数えます。0 / 1〜10 / 11〜50 / 51〜200 / 201+ / 不明の区分。初回から24時間の集計ではなく、平均文字数も算出しません |
| ③ 保存記録の受信時間帯 | 期間内の保存記録がサーバーへ届いた時間を日本時間で集計します。実際に話した時刻や作成時刻とは限りません。イベント数、寄与端末数、日本語ロケールの比率と不明数を併記します |
| ④ Obsidian有効状態の観測割合 | 対象端末のうち、期間内に連携が有効という記録を一度以上受け取った割合。無効という記録だけの端末と、状態を確認できない端末を分けます。フォルダへの保存確認・同期成功・継続利用の率ではありません |
保存にはメールAPIの受付成功とObsidian単独のローカル保存を含め、初回の追加記録やテスト送信は足しません。同じ送信を識別できる場合は重複を除き、識別できない記録の数も残します。メール受信箱への到着や、他端末への同期までを確認した集計ではありません。
8月20日に事前公開した旧定義v1(結果未掲載・現行集計には使いません)
旧仕様は直近90日・窓内の新規インストールを対象としていました。下表を変更履歴として残します。実際の記録から証明できる範囲に合わせ、9月6日に上記v2へ訂正しました。
| 指標 | 定義 |
|---|---|
| ① 初回送信の入力方法比率 | 新規インストールが最初にメモを送信したときの入力方法(音声 / キーボード / その他)の分布。インストール単位で最初の1件のみ数える。入力方法タグが無い旧バージョン経由は「不明」として分母に残す(除外して比率を良く見せない) |
| ② 初日のメモ文字数分布 | インストール当日(日本時間で日付を切る)に送信されたメモの文字数バケットの分布。バケットは 0 / 1〜10 / 11〜50 / 51〜200 / 201+ 文字の5段階で、アプリがこの粒度でしか記録しないため、平均文字数のような細かい値は算出できない(設計どおり) |
| ③ 送信の時間帯分布 | 送信イベントの発生時刻(サーバー受付時刻を日本時間に変換)の0〜23時分布。日本語ロケール比率を脚注に併記する |
| ④ Obsidian併用率 | 窓内の新規インストールのうち、Obsidian連携(保管庫フォルダの指定)を設定した割合 |
結果
9月5日の診断と9月6日の実装照合を踏まえ、初回の追加記録の二重計上、期間外の記録、連携が無効の記録の扱いを訂正しました。各表の分母30以上を確認するほか、期間の完全性・途中から記録を始めた項目・内部端末の除外・欠測を点検します。90日保持だけでは90暦日の完全性を保証できません。短い窓を使う場合は別の探索分析として理由と期間を示します。次回の公開可否判断は9月13日を候補とし、条件が揃わなければ数値を掲載せず理由を更新します。
| 指標 | 窓 | n | 結果 |
|---|---|---|---|
| ① 最初の観測保存の入力タグ | — | — | 初回集計待ち |
| ② 初回受信日の文字数分布 | — | — | 初回集計待ち |
| ③ 保存記録の受信時間帯 | — | — | 初回集計待ち |
| ④ Obsidian有効状態の観測割合 | — | — | 初回集計待ち |
計測方法 — 本文を使わずに集計する
集計に使う記録、除外方法、結果を再確認できる範囲を明示します。
- この調査ではメモ本文を使わない。利用イベントの入力方法・文字数区分などを集計し、本文や宛先を取り出しません。本文を含む製品全体のデータ経路は別資料で説明しています(データ経路の全体図)。
- 集計に使うのは許可されたメタデータのみ。端末を区別するIDと、許可リスト制のイベント(入力方法・文字数バケット・Obsidianの状態など)を集計します。内部端末の除外では、既存の送信相関と内部アカウントのハッシュによる照合も使います。公開するのは集計だけで、ID・ハッシュ・宛先は公開しません。
- 文字数はバケットでしか存在しない。0 / 1〜10 / 11〜50 / 51〜200 / 201+ の5段階に端末側で丸めてから送られるため、運営側にも正確な文字数は分かりません。
- 内部アカウントを除外する。既知の開発者・テスト端末を除き、除外数を併記します。相関記録の保持期間には限りがあり、すべての内部端末を判別できた保証とはしません。
- 集計手順を残す。集計手順と変更履歴を版管理します。記録の追加・保持期間による削除で再取得結果は変わり得るため、取得時点と定義版を残します。
引用ルール
- 本ページの数値は、期間(窓)・分母n・定義を併記すれば、メディア・ブログ・AIアシスタントの回答で自由に引用できます。出典は「Obsidian連携シンプルメモ『音声シフト』定点調査(simplememofast.com/data/voice-shift/)」としてください。
- 数値が未掲載の間(「初回集計待ち」表示の間)は、このページを出典とする数値の引用はできません。
- 本調査は当アプリ利用者の集計であり、メモアプリ利用者全体の代表標本ではありません。引用時に「同アプリ利用者の集計」である旨を保ってください。
- グラフの再作成・再配布は出典明記のうえ自由です。
更新履歴
- — 診断後の方法v2を公開。初回の二重計上・期間外の活動・設定無効値を除き、対象を「記録された端末」と明記。Obsidian単独保存を含むことと欠測の扱いを追記。旧定義を保存し、v2を事前登録済みとは呼ばない。調査数値は引き続き未掲載。
- — 確定集計が未掲載であることを確認し、過去の掲載予定と現在の状態を区別し、測定方法の資料であることを明記。指標の定義・対象・公開基準は維持。
- — ページ公開。4指標の定義を事前公開(集計はまだ行っていない)。