Proton Mail 設定ガイド

Proton Mailで
Obsidian連携シンプルメモを使う

Proton Mailの有効なメールアドレスを宛先に登録し、確認コードと最初のメモが届くところまで進めます。受信できない場合の探し方、Bridgeの要否、メールの保護範囲も確認できます。

先に確認:シンプルメモからProton Mailへの受信にBridgeは必要ありません。通常のメール配信を使うため、Protonのパスワード・APIキー・SMTP設定をシンプルメモへ登録する手順もありません。

公式資料の最終確認: 。筆者はシンプルメモの開発者です。このガイドは設定と仕様の説明であり、すべてのProtonアカウントで到達性を実測した結果ではありません。

最初のメモを受け取る5ステップ

iPhoneにアプリを用意し、設定中はProton MailのアプリまたはWebで受信メールを確認できるようにします。初回の疎通確認には、個人情報を含まない短いメモを使います。

  1. アプリを用意するこちらのリンクからApp Storeを開きます。対応するiOSのバージョンや現在の配信条件はストアで確認できます。
  2. Proton側で有効なアドレスを確認するProton Mailの設定に表示され、自分が受信できるアドレスをコピーします。@proton.meと@protonmail.comを文字列だけで置き換えず、そのアカウントで使えるアドレスを選びます。
  3. シンプルメモの宛先に登録するアプリの設定から宛先メールアドレスを入力し、確認コードの送信へ進みます。入力ミスや前後の空白を確認してください。
  4. 確認メールのコードで認証を完了するProton Mailで届いたメールを開き、アプリに戻ってコードを入力します。届かなければ下の確認順に沿って調べます。再送時はアプリに表示される待ち時間に従い、最新のメールを確認します。
  5. 短いメモを送って本文を確かめるメモを入力して送信し、Proton Mailの受信箱で内容が読めることを確認します。アプリ側の送信受付と、受信箱への到着は別の確認です。Obsidianにも残す場合は、別途保管庫と追記先の設定を行います。

確認コードやメモが届かないときの確認順

  1. 宛先と表示中のアカウントを照合する。シンプルメモに登録したアドレスと、現在開いているProtonアカウントを確認します。似た別アドレスへの誤入力や、無効なエイリアスを切り分けます。
  2. 受信箱・迷惑メール・ゴミ箱をそれぞれ確認する。送信した時刻や件名で探します。「すべてのメール」は既定で迷惑メールとゴミ箱を除外するため、その画面だけでは見落とす場合があります。Protonのフォルダー説明
  3. 独自フォルダー、フィルター、ブロック設定を確認する。ルールで受信箱から移動している可能性があります。実際の送信元がブロックリストに入っていないかも確認します。
  4. 空き容量と受信側の状態を確認する。容量が不足していないか、ほかの通常メールも受信できるかを確認します。現在の使用量はProton Mailの画面で確認できます。容量の確認方法
  5. 必要な場合だけ再送する。確認コードはアプリの待ち時間表示に従います。メモの再送前には履歴と受信箱を照合して、既に届いた同じメモを重複して送らないようにします。

なお解決しない場合は、送信時刻とタイムゾーン、アプリに表示されたエラー、上記のどこまで確認したかを整理すると切り分けやすくなります。認証コードやパスワードを共有する必要はありません。

正しい送信元を確認して許可リストへ追加する

確認メールやメモが迷惑メールに入っていたら、そのメールが自分の操作に対応するものか確認し、送信元のメールアドレスを開いて確認します。表示名だけで判断せず、実際に届いたメールのアドレスを使ってください。

  1. Proton MailのWebで「設定」→「すべての設定」→「フィルター」を開きます。
  2. 迷惑メール・ブロック・許可リストの設定で、確認した送信元アドレスを許可リストに追加します。ブロック済みなら、その登録も確認します。
  3. 短いメモを1件送り、受信箱または自分の振り分け先で到着を確かめます。

モバイルでは「設定」内の迷惑メールとフィルターの項目を確認します。画面名や配置は更新で変わるため、Protonの現在の手順も参照してください。

許可リストは、登録した送信元を迷惑メール扱いしないための設定です。入力した宛先の誤り、配信エラー、空き容量不足、独自フォルダーへの振り分けまで解消するものではありません。

Bridgeや有料プランは必要?

Proton Mailでシンプルメモの通常メールを受け取るだけなら、Bridgeは不要です。BridgeはデスクトップのOutlook・Apple Mail・ThunderbirdなどからProton Mailを使うためのアプリです。受信先としてProtonアドレスを設定することとは別の機能です。Bridgeの公式説明

シンプルメモのメールは送信APIと外部配信基盤を通って届きます。「ProtonのAPIへ直接接続する設定」ではありません。無料のProtonアカウントでも、アドレスが有効で通常のメールを受信でき、容量に余裕があれば宛先として使えます。Proton側の容量と、シンプルメモの無料・有料プランの送信条件は別々に確認してください。

受信箱の暗号化と、送信経路の範囲

Protonは、PGPを使わない通常の外部メールについて、通信中のTLS保護と受信後のゼロアクセス暗号化を説明しています。Proton Mail宛にするだけで、シンプルメモからの経路全体がエンドツーエンド暗号化(E2EE)になるわけではありません。Protonで暗号化される範囲

シンプルメモではRelay APIとResendがメール配信のために本文を扱います。Proton側で受信後に保護されても、その前の配信処理や送信元側のコピーがなくなるわけではありません。具体的なデータの扱いはシンプルメモの技術説明を参照してください。

メールの件名・送受信者アドレスなど、本文と同じE2EEの対象にならない項目もあります。本文、宛先情報、端末内履歴、エクスポート先を分けて考えると、保存範囲を把握しやすくなります。

メモメールを書き出す場合は、復号されたコピーを確認する

バックアップや移行が必要なら、Proton Mail Export Toolを使えます。公式ツールはすべてのユーザー向けに提供され、Windows・macOS・Linuxのコンピューターで実行します。メモ以外も含むメールボックス全体を対象に、メールをEML、メタデータをJSONとして書き出します。出力は復号されたメールであり、Protonの受信箱内の暗号化がそのまま付いたファイルではありません。

  1. 自分が管理する保存先を選び、共有フォルダーや意図しないクラウド同期に入らないか確認します。
  2. 公式手順で書き出した後、必要なメールと添付が含まれ、EMLを開いて本文を読めることを確認します。
  3. 移行先で読み込める形式と、保存先の暗号化・アクセス権を確認します。元のメールを削除するのは、必要なコピーを読めることを確かめてからにします。

この書き出しは、シンプルメモの送信に必要な作業ではありません。また、Proton Driveへ自動保存したり、Obsidianのノートへ自動変換したりする設定とも別です。

よくある質問

Proton Mailに確認コードが届かない場合は?

登録した宛先と表示中のアカウントを照合し、受信箱・迷惑メール・ゴミ箱をそれぞれ確認します。「すべてのメール」は既定で迷惑メールとゴミ箱を除外します。フィルター、ブロック、空き容量を確認し、再送はアプリの待ち時間表示に従ってください。

Proton Mail Bridgeは必要ですか?

シンプルメモのメールをProton Mailで受信するだけなら不要です。Bridgeはデスクトップのメールクライアント向けです。Protonのパスワード、APIキー、SMTP設定をシンプルメモに登録する必要はありません。

@proton.meと@protonmail.comはどちらでも使えますか?

自分のProtonアカウントで有効になっていて、実際に受信できるアドレスを使います。ドメインを置き換えただけのアドレスが、同じアカウントで有効とは限りません。

Proton Mailを宛先にすれば全経路がE2EEになりますか?

いいえ。通常のメール配信ではシンプルメモの送信APIと外部配信基盤が本文を扱います。Proton Mailでの受信後の保護は、送信経路全体をE2EEへ変えるものではありません。

無料のProton Mailアカウントで使えますか?

有効なメールアドレスで通常のメールを受信でき、容量に余裕があれば宛先として使えます。Proton側の容量と、シンプルメモ側の無料・有料プランの送信条件は別々に確認してください。

最初のメモをProton Mailで受け取る
宛先を確認して、短いメモが受信箱に届くところから始められます。
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関連ページ

参考文献