おすすめの使い方

呼び出して、話して、送る。5秒。

いちばん速いメモは、アプリを探さないメモです。iPhone側面のアクションボタンを長押しすると「声でメモ」が立ち上がり、開いた瞬間にはもう音声入力が始まっている。話して、送信を1回。ホーム画面に戻るまで5秒で、メモは自分の受信箱とObsidianに届いています。

  1. 0.0s
    アクションボタンを長押し
    ロック解除もアイコン探しも不要。ポケットから出しながら押せます。
  2. 1.4s
    開いた時点で録音中
    メモ画面が出た瞬間、マイクはもうオン。押すボタンはありません。
  3. 2.0s
    話す
    オンデバイスの音声認識がその場で文字にします。音声は端末から出ません。
  4. 4.0s
    送信を1回
    保存先を選ぶ画面はありません。メールとObsidianの両方に同時に残ります。
  5. 5.0s
    終わり
    画面は空のメモに戻ります。整理はあとで、受信箱の中で。

実機の操作を再現したアニメーションです(タップ位置と所要時間は実測値)。

ひとことで言うと

「声でメモ」をアクションボタン(または背面タップ)に割り当て、アプリ側で「起動時に音声入力を自動オン」にする。この2つを繋ぐだけで、呼び出し・マイク起動・保存先選択の操作がすべて消え、残るのは「話す」と「送信」だけになります。

速いのは、消した操作の分だけ

機能を足して速くなったのではありません。メモを書くまでに挟まっていた操作を、1つずつ消した結果が5秒です。

👆 アプリを探す時間 → 0
アクションボタン・背面タップ・Siriのどれからでも呼べます。ホーム画面の何ページ目にあるかを覚えておく必要がありません。
🎙️ マイクを押す時間 → 0
起動時に音声入力を自動オンにしておくと、画面が出た時点で録音済み。「マイクどこ?」で思考が途切れません。
📂 保存先を選ぶ時間 → 0
行き先は決め打ちです。自分の受信箱にメールで届き、Obsidian連携がオンなら保管庫にも同時に追記されます。
🤔 分類を考える時間 → 0
フォルダもタグも、書く前には選びません。整理はあとで受信箱の中でやればいい、という設計です。

ふつうのメモアプリとの違い

一般的なメモアプリで音声メモを1件残すときの操作と並べると、差が出ているのは「話す前」と「話したあと」であることが分かります。

工程 一般的なメモアプリ この使い方
起動 ロック解除 → ホーム画面を探す → アイコンをタップ 側面のボタンを長押し(画面を見ない)
新規作成 一覧が開く → 新規ボタンをタップ 最初から空のメモが開く
音声開始 キーボードを出す → マイクを探してタップ すでに録音中
保存 フォルダやノートを選ぶ → 完了をタップ 送信を1回(メール+Obsidian)
あとで見つける そのアプリを開いて探す 毎日開く受信箱に最初からある
画面を見ている時間 ほぼ全工程 送信の1タップだけ

※ 一般的なメモアプリの列は、iOS標準のメモアプリで音声メモを1件作る場合の代表的な手順です。アプリや設定によって前後します。

呼び出し方は4つ。好きなものを1つ

アプリが「声でメモ」というショートカットをiOSに公開しているので、ショートカットアプリでレシピを自作する必要はありません。アクションボタンや背面タップの割り当て一覧に、そのまま並びます。

いちばん速い
アクションボタン
設定 → アクションボタン → ショートカット →「声でメモ」
対応機種: iPhone 15 Pro/15 Pro Max、iPhone 16 シリーズ以降(16e を含む)
機種を選ばない
背面タップ(iPhone 8 以降)
設定 → アクセシビリティ → タッチ → 背面タップ → ダブルタップ → ショートカットの「声でメモ」
手がふさがるとき
Siri
「シンプルメモで音声メモ」と話しかけるだけ。設定は不要です。
片手で
ホーム画面・ロック画面
ウィジェットやコントロールを親指の届く位置に置いて1タップ。

設定(約1分)

  • iPhone(アクションボタン搭載機、または背面タップが使える iPhone 8 以降)
  • 音声入力は iOS 26 以降の対応端末
  • アプリの初回設定で宛先メールを認証済みであること
  1. 音声の自動オンを入れる
    アプリの設定 → 詳細設定 →「起動時に音声入力を自動オン」をオン。設定 → 使い方 →「おすすめの使い方(最短5秒)」からも、その場で切り替えられます。
  2. 呼び出しを割り当てる
    iPhoneの設定 → アクションボタン → ショートカット →「声でメモ」。アクションボタンが無い機種は、設定 → アクセシビリティ → タッチ → 背面タップ → ダブルタップ から同じ「声でメモ」を選びます。
  3. 1回テストする
    アクションボタンを長押し。メモ画面が開いて録音が始まったら成功です。何か話して送信し、受信箱に届くところまで確認します。
  4. (任意)Obsidianも繋ぐ
    詳細設定でObsidian連携をオンにし、保管庫フォルダを選びます。以降は送信のたびに、メールと保管庫の両方に残ります。
つまずいたら

アクションボタンや背面タップの一覧に「声でメモ」が出てこないときは、アプリを一度起動してから設定を開き直してください(インストール直後はショートカットの登録が反映されていないことがあります)。開いても録音が始まらないときは、iOSのバージョンと「起動時に音声入力を自動オン」の状態を確認してください。

⚠ 移動中に使うときは

運転中・自転車の走行中にスマホを手に持つ・画面を注視する行為は道路交通法で禁止されており危険です(自転車も2024年11月から罰則対象)。安全な場所に停車してから使ってください。移動中の運用はハンズフリー音声メモで詳しく説明しています。

よくある質問

本当に5秒で終わりますか?

呼び出しから送信完了までの実測で約5秒です。内訳は、アクションボタンの長押しとアプリ起動に約1.5秒、話す時間が2秒前後、送信タップから画面が空になるまでが約1秒。話す内容が長ければその分だけ伸びますが、「アプリを探す」「マイクを押す」「保存先を選ぶ」といった操作時間はゼロのままです。

アクションボタンが無い機種でも使えますか?

使えます。背面タップ(iPhone 8 以降)に同じ「声でメモ」を割り当ててください。iOSの設定 → アクセシビリティ → タッチ → 背面タップ → ダブルタップ から選べます。ロック画面のコントロールやホーム画面のショートカット、Siriでも呼び出せます。なお、アクションボタンは iPhone 15 Pro/15 Pro Max と iPhone 16 シリーズ以降(16e を含む)に付いています。

ショートカットを自分で作る必要はありますか?

必要ありません。アプリが「声でメモ」「メモを書く」をショートカットとしてOSに公開しているため、アクションボタンや背面タップの割り当て一覧にそのまま並びます。ショートカットアプリでレシピを組む作業は不要です。

開いた瞬間に音声入力が始まるのはどう設定しますか?

アプリの設定 → 詳細設定 →「起動時に音声入力を自動オン」をオンにします。設定 → 使い方 →「おすすめの使い方(最短5秒)」からも、その場でオンにできます。対応はiOS 26以降の対応端末です。

話した内容はどこに残りますか?

送信すると自分のメールの受信箱に届きます。Obsidian連携をオンにしていれば、同じ内容が保管庫のノートにも追記されます。文字起こしは端末内で完結し、音声もテキストも外部の音声認識サービスには送りません。

言い間違えたときはどうすればいいですか?

そのまま言い直して構いません。送信前ならキーボードで直せますし、入力中の内容は端末内に暗号化して自動保存されるため、途中で中断しても次に開けば続きから編集できます。最短ルートの目的は「完璧な文を作ること」ではなく「思いつきを取り逃がさないこと」です。

思いついた瞬間に、5秒で置いていく
ダウンロードは無料。背面タップは iPhone 8 以降、音声入力は iOS 26 以降の対応端末で使えます。
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関連ページ

参考文献